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第2回フロンティア理工学研究所シンポジウム 開催

2021.2.01

 この度フロンティア理工学研究所では、下記のとおりフロンティア理工学研究所シンポジウムを開催することとなりました。基本的にZoom配信によるオンライン開催ですが、基調講演をお願いした安岡 則武 (姫路工業大学名誉教授, 元 日本結晶学会会長) 先生、石川 一彦 (元 産業技術総合研究所 産学官連携室 連携主幹, 現 松谷化学工業株式会社顧問)先生は岡山理科大学50周年記念館4階ホールよりご講演を配信します。会場で講演の聴講を希望される皆様も歓迎いたします。会場にお越しいただく場合は、マスク等のコロナ対策にご協力いただき、発熱等の体調不良がある場合はご来場をご遠慮いただくようにお願いいたします。

 

                        記

 フロンティア理工学研究所2020年度シンポジウム

「バイオインフォマティクスと関連技術の最前線」

 

日時:202125() 10:00 AM 開始(7時間)

会場:オンライン開催(岡山理科大学50周年記念館など複数の研究室から配信)

後援:岡山理科大学

 

Zoom 情報 :詳しい情報はお問い合わせいただきますようにお願いいたします。

問合せ先:牧 祥 E-mail: makisyou@ifst.ous.ac.jp

 

ご挨拶

岡山理科大学フロンティア理工学研究所主催のシンポジウム「バイオインフォマティクスと関連技術の最前線」の開催にあたりご挨拶申し上げます。コロナ禍の影響で、本シンポジウムもほかの多くの学会講演同様、オンラインによる開催を余儀なくされました。しかし講演講師の先生方のご理解と、大学関係者の皆様の多大なるご支援により、こうしてリモート開催が実現しましたことに、厚く御礼を申し上げます。

フロンティア理工学研究所は、1969年に設立された岡山理科大学蒜山研究所を起源とする自然科学研究所と、1986年設立の中央研究センターと1988年設立の環境資源研究センターの統合によって生まれた技術科学研究所とが、共に2019年に結集統合されるかたちで発足した研究所です。長い歴史を通して、常に時代が求める最先端の科学技術研究を続けてきました。その成果は、毎年、シンポジウムを通して一般にも公開してまいりました。フロンティア理工学研究所が主催する会議としては2回目となる今回のシンポジウムでは、近年注目されているバイオインフォマティクスとその関連分野に関する研究を紹介します。ご存知のように、2000年代以降、構造生物学やゲノム解析の分野は目覚しく発展してきました。その影響は医療分野だけでなく理工系分野にも波及し、新しい応用産業も勃興しつつあります。昨今のAI技術や情報関連産業と融合すれば、さらに力強い発展がグローバル規模で加速するものと期待されています。しかし同時に、課題や今後の方向性なども問われています。コロナ禍で世界が未曾有の危機にあるなかで、バイオインフォマティクスに出来ることは何か、冷静に考えていきたいと思います。

今回のシンポジウムではバイオインフォマティクスに馴染みの少ない学生や一般の聴講者でも理解しやすい内容の講演をお願いしております。特に学生がこの分野に興味を持ち、将来の就職活動や進学などの選択や動機付けに生かしてくれればこれに勝る幸せはありません。新進気鋭の研究者の講演を楽しんで聴講していただければ幸いです。

 

岡山理科大学 

フロンティア理工学研究所

牧 祥

プログラム

9:30 – 10:00     受付

10:00 – 10:05     開会挨拶(フロンティア理工学研究所所長 赤司治夫)

 

特別講演

10:05 – 10:45     『磁気浮上を利用したタンパク質結晶化技術と最近の研究』

牧 祥 (フロンティア理工学研究所) 

10:45 – 10:50     略歴紹介

10:50 – 11:30     『脂溶性リガンド-タンパク質複合体の構造解析を目指した研究開発』

杉山 成 (高知大学理工学部 化学生命理工学科 教授) 

11:30 – 11:35     略歴紹介

11:35 – 12:15     『タンパク質工学による酵素の産業応用』

石川 一彦 (元 産業技術総合研究所 産学官連携室 連携主幹,

現 松谷化学工業株式会社顧問) 

 

12:15 – 13:15     昼食

 

基調講演

13:15 – 13:20     略歴紹介

13:20 – 14:10     『タンパク質結晶学の発展』

安岡 則武 (姫路工業大学名誉教授, 元 日本結晶学会会長) 

 

特別講演

14:10 – 14:15     略歴紹介

14:15 – 14:55     『光技術が拓く有機・バイオマテリアルの秩序構造形成:結晶化から臓器形成まで』

吉川 洋史 (埼玉大学大学院 理工学研究科 教授) 

14:55 – 15:35     『細胞自己凝集化技術を用いた生体模倣組織構築:バイオインフォマティクスとの融合は可能か』

岩井 良輔 (フロンティア理工学研究所) 

 

15:35 – 15:40     閉会挨拶(フロンティア理工学研究所 牧 祥)

 

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